こんにちは!
今回は「セミナーやイベントの集客が思うようにいかない…」とお悩みの方に、ぜひ知ってほしい実例をお届けします。
実はこれ、ある治療家さんの実話。
この方は、同業の先生たちに技術を教えるセミナーを長年やってきたのですが、ここ最近、集客に悩んでいたそうです。
◆1万人に告知しても集まったのはたった18人…
メルマガリストはなんと1万人。
けれど、そこからセミナーに申し込んでくれる人は毎回18人前後。
「セミナーの内容自体には自信があるんだけど…」
「興味持ってくれる人は多いのに、申し込みまでいかない…」
そんなモヤモヤが続く中、思い切ってある“ひとつのこと”を変えてみたところ…
なんと、セミナーの参加率が1.5倍に跳ね上がったのです!
◆何を変えたのか?答えは「コンセプト」でした
そう、この治療家さんが変えたのは、
セミナーの中身でも、開催日でも、参加費でもありません。
変えたのは――
セミナーの“見せ方”、つまり「コンセプト」だったんです。
以前のタイトルは「インナーマッスルセミナー」。
確かに専門的で、治療家には刺さるワードです。
でも、それを
▶「痛み再発がなくなる治療テンプレートセミナー」
に変えたんですね。
どうでしょう?この違い、ピンときますか?
◆手段ではなく、「得られる結果」を売る。
実はこの変更、めちゃくちゃ重要なポイントを突いています。
というのも、「インナーマッスル」というのはあくまで“手段”なんですよね。
でも、多くの人が求めているのはその手段ではなく、
「それによって得られる結果」。
つまり――
「インナーマッスルの技術を学びたい!」じゃなくて、
「患者さんの痛みを根本改善できるようになりたい!」なんです。
だからこそ、結果を前面に打ち出すコンセプトにしたことで、
セミナーの魅力がダイレクトに伝わるようになり、申し込みも増えた、というわけです。
◆「ドリルではなく、穴を売れ」
マーケティングの世界で有名な言葉に、
「ドリルではなく、穴を売れ」というものがあります。
お客さんはドリルそのものを買いたいわけじゃなくて、
ドリルで空けられる“穴”が欲しいんですよね。
これと同じで、あなたの商品やサービスでも、
「手段」ばかりを語っていないか?
「得られる未来」をちゃんと伝えられているか?
…一度立ち止まって見直してみると、
反応がグッと変わるかもしれませんよ。
◆教室ビジネスにも応用できる!
実はこの考え方、治療家さんだけでなく、
塾や英会話、スポーツ教室など、教室型ビジネス全般に応用できます。
たとえば、よくあるのが
「〇〇メソッドを使った英会話レッスン」
のように、メソッドや手法をアピールするパターン。
でも、それだけだと伝わりにくい。
だったら、
▶「英語嫌いだった子が自分から話したくなる〇〇メソッド」
みたいに、“変化後の姿”を見せてあげる方が、断然イメージが湧きやすく、魅力も伝わりますよね。
◆まとめ
ということで、今回のまとめはこちら👇
✅ 人は「手段」ではなく「得られる結果」に惹かれる
✅ 商品やセミナーの“見せ方”=コンセプトを変えるだけで、反応は変わる
✅ どんなビジネスでも、「結果」を前面に出す工夫をしてみよう!
中身は変えていないのに、見せ方だけで反応がガラッと変わる。
これは本当に、今すぐ試す価値アリのテクニックです!
「最近集客がうまくいかないな…」と感じている方は、
まずは「手段を売っていないか?」見直してみてくださいね。