今回は、製造業で動画マーケティングがめちゃくちゃ効果的というお話をしたいと思います。
「動画なんてウチには関係ないでしょ?」と思っている製造業の方、
この記事を読んだら、その考えがガラッと変わるかもしれません。
実は最近、ある製造業の会社さんが動画を活用したところ、問い合わせ件数が10倍に!
何をしたのかというと…
ただ、「技術を動画で見せただけ」なんです。
製造業と動画マーケティングは、相性バツグン!
製造業って、技術力がモノを言う世界ですよね。
でもその技術って、言葉や写真じゃなかなか伝わらない。
例えば「うちの加工技術はすごいです」と言われても、よく分からない。
でも、それを実際に「動画で見せる」と、一発で分かるんです。
機械が動く様子、職人の手さばき、素材が加工されていく瞬間…。
この“リアルな動き”が、他の何よりも説得力を持つんですね。
なぜ問い合わせが増えるのか?キーワードは「購買部」
ここで、ちょっとBtoBの話を。
製造業が取引する相手(企業)には、「購買部」という部署があります。
この購買部、実はとってもマーケティング的な存在でして、
・新しい技術はないか?
・今よりも良い製品、良い工程、良い設備はないか?
と、常にアンテナを張ってるんです。
つまり、こっちから営業しなくても、“相手が勝手に“探しに来てくれる”という特徴があるんですね。
じゃあそのとき、どうやって見つけてもらうのか?
そこで登場するのが「動画」なんです。
技術を“言葉”で伝えるのは、限界がある
たとえば「高精度の切削加工ができます」とだけ書かれても、
それがどれほどのものかは、読み手にはなかなか伝わりません。
でも、実際にその加工の様子を見せると…
「あ、この精度はすごい」
「こんな細かい加工までできるのか!」
と、一瞬で価値が伝わるんですね。
だから、製造業にとって動画は“営業トークを代わりにやってくれる最強の営業マン”なんです。
動画は「どこでどう見せるか」がカギ
「じゃあ動画を撮れば問い合わせが増えるのか?」というと、そう単純でもありません。
動画を活用するうえで大事なのは、誰にどう見てもらうか。
製造業であれば、購買部の人が見る可能性が高い場所に動画を置いておく必要があります。
具体的には…
☑️ 自社のホームページに掲載する
☑️ YouTubeで技術紹介チャンネルを作る
☑️ イプロスなど、業界系ポータルサイトに動画を投稿する
☑️ Amazonやモノタロウなど、販路があるなら動画つきで商品登録する
これらの場所で、技術を「見せる」ことで、自然と購買部の目にとまるようになります。
実際に成果を出している企業も!
たとえばこちら。
▶️ 株式会社ギケン(YouTubeはこちら)
バリが出ない「ハイブリッドドリル」などを販売する企業。
自社技術のすごさを、加工の様子を動画で伝えることでしっかりPRしています。
▶️ 武田金型製作所(ウェブサイトはこちら)
高精度な金型製作を行う企業で、独自技術「マジックメタル」を紹介する動画をHPやYouTubeで発信。
加工技術の美しさや精密さが、映像でしっかり伝わります。
まとめ:製造業が動画で問い合わせを増やす方法
製造業にとっての動画は、「目に見えない技術を見せる」ための最強ツール。
とくにBtoBであれば、購買部に見つけてもらいやすくすることで、営業コストをかけずに問い合わせを増やすことが可能です。
今すぐできる3ステップ
1.自社の技術や製品加工の様子を、スマホで動画撮影してみる
2.YouTubeやホームページに動画をアップ
3.イプロスなどの業界系プラットフォームに掲載して、購買部に届ける
「営業が苦手」「技術力をうまく伝えられない」と悩んでいる製造業の方こそ、
まずは動画を1本、撮ってみてはいかがでしょうか?
“話すより、見せる”時代。
あなたの会社の技術、ちゃんと“見えて”いますか?