なぜこの店舗だけが圧倒的に選ばれたのか?
この事例の店舗は、あるGoogleビジネスプロフィール(GBP)の運用を行ったことで、なんと100店舗以上あるチェーン店の中で新規来店客数No.1を達成しました。
特別なスキルや高額な広告を使ったわけではありません。
誰でも簡単に真似できる方法なので、GBPに力を入れている方はぜひ参考にしてみてください。
集客は「見られる回数 × 成約率」で決まる
以前もお伝えしましたが、Googleマップ経由の集客は大きく分けてこの2つで決まります。
・表示される回数(=母数)
・その中で選ばれる確率(=CVR)
だからこそ、上位表示を狙って定期的に投稿している店舗は多いですよね。
でも、「どんな投稿をするか?」によって表示結果は大きく変わります。
なぜなら、ユーザーがどんな言葉で検索しているかによって、表示される内容が変わるからです。
「カテゴリー投稿」から「メニュー投稿」へシフトせよ
たとえば、「イタリアン+地域名」で検索する人には、「イタリアン」と投稿しているお店が有利になります。
でも、「ペペロンチーノ+地域名」と検索している人には、「ペペロンチーノ」と書いてある投稿の方が上位に出やすくなる。
つまり、上位表示されるかどうかは、ユーザーの検索語句に合わせているかが鍵なんです。
以前は「ラーメン」「イタリアン」などのカテゴリー名で検索されることが多かったので、それに合わせた投稿が有効でした。
ですが最近は、
・魚介豚骨ラーメン
・ジェノベーゼパスタ
などの具体的なメニュー名で検索されるケースが増えてきています。
この変化に合わせて、今回の店舗は「カテゴリー」ではなく、「メニュー名」を中心とした投稿に切り替えました。
その結果、100店舗以上ある中で、新規客数No.1を達成することができたのです。
検索語句は“お客さんからの質問”だと思おう
検索語句は、言い換えるとお客さんからの質問だと考えてみてください。
例えば「ジェノベーゼパスタ」で検索されたら、
「あなたのお店にはジェノベーゼがありますか?美味しいですか?」
と聞かれているのと同じです。
同じように、「車椅子OK」で検索されたら、
「私は車椅子だけど、あなたのお店は入れる?」
という質問を投げかけられていると捉えられます。
だからこそ、検索語句を意識した投稿というのは、お客さんの疑問に答える投稿でもあるんです。
当然、検索した人のニーズと一致するので、来店につながりやすくなります。
今すぐできる!具体的なアクション例
この店舗が実践した内容をまとめると、以下のようになります。
✅ 投稿の内容を「カテゴリー」から「メニュー」中心に変更
✅ ユーザーがどんな語句で検索しているかを把握
✅ その語句に合わせて投稿文・内容を設計
「検索語句=お客さんの質問」
この視点を持つだけで、投稿の精度は一気に高まります。