◾️売上No.1になった“ある仕掛け”とは?

これは、あるお店が実施して話題になっていた方法を、他の小売店でも試してみた事例。

結果、…その商品が売上No.1になってしまいました。

「え、ただのPOPでそんなに変わるの?」

実は、POPは小売店にとってかなり重要な“売れる仕掛け”の一つなんです。

◾️そもそもPOPって、どれだけ大事?

想像してみてください。

冷凍食品コーナーに、似たようなラーメンが2種類並んでいます。
どちらもレンジでチンするだけで完成するタイプ。

・Aのラーメン:何も書いてない。冷凍庫にただ陳列されてるだけ。

・Bのラーメン:「鍋も水も不要!レンジだけで完成!」と目立つPOPがドンッ。

…どっちを手に取りますか?


おそらく、Bの方が売れますよね。

理由はシンプル。Bの方が商品価値が伝わってくるからです。

◾️衝撃のPOP、その名も「万引きNo.1」

では、実際にやってみたPOPとはどんなものか?

その答えが…

「万引きNo.1」

えっ!?ってなりますよね(笑)

実は、棚卸しをしていると「どの商品がよく万引きされているか」が分かることがあります。
そこであるお店が、一番万引きされている商品に「万引きNo.1」というPOPをつけたんです。

結果…その商品、売上No.1に!

インパクト抜群のこのPOPが、お客さんの目を惹きつけたからなんです。

◾️なぜこんなに効果が出るの?

普通のPOPは見慣れていて、正直スルーされがち。
「特価!」「おすすめ!」などの定番フレーズでは、埋もれてしまいます。

でも、「万引きNo.1」なんてPOP、他ではまず見かけません。
だからこそ、目を奪われ、興味を持ち、手に取ってもらえるんですね。

◾️注意点もあります!

とはいえ、このPOPをどんなお店でも使えるわけではありません。

・ブランドイメージを大事にしているお店だと逆効果になるかも。

・長期間貼り続けると、逆にインパクトが薄れてしまうことも。

あくまでも“短期的な仕掛け”として、活用するのがコツです。

◾️まとめ

✅ POPの一工夫で、売上No.1商品が生まれることもある
✅ インパクトのある表現で、お客さんの注目を引くことがカギ
✅ でも、ブランドとの相性や期間には注意!

ちょっとしたアイディアで、お店の商品がグッと目立つ。
POPの可能性、あなどれませんね!