― 成功のカギは「親の気持ち」を見抜いたキャッチコピーでした
こんにちは!
今回は、ある子ども向け英会話教室で起きた、ちょっとした“奇跡”のお話です。
教室の質も良い。講師も熱心。なのに…
チラシを配っても反応がない。問い合わせが来ない。
「やっぱり広告って難しいな~」と思っていたそのとき、
ある“言葉の魔法”で状況がガラッと変わったんです。
◆ 変えたのは、たった“ひとこと”
これまで使っていたキャッチコピーは、
「お子さんに英語を身につけさせませんか?」という、よくあるフレーズ。
一見、悪くないように思えますが、ちょっと当たり前すぎたんですよね。
親の心には、あまり響いていなかったんです。
そこで、広告を見直すときに目を向けたのが…
◆“親の本音”にフォーカス!
「なぜ、親は子どもに英語を習わせたいのか?」
ここを深掘りしていくと、見えてきたのはこんな気持ちでした。
- 自分は英語ができなかったから、子どもには可能性を広げてあげたい
- 教育熱心な“ちゃんとした親”に見られたい
- 周りの親と比べて、ちょっと劣っている気がする…
つまり、表面上は「英語を学ばせたい」だけど、
その奥には、「子どもを通して、自分も認められたい」って気持ちがあるんです。
◆ そこで生まれた、魔法のキャッチコピー
こうした親の“インサイト(隠れた心理的動機)”をもとに、新しく作ったキャッチコピーがこちら:
「賢い親を持つお子さんは幸せですよね。
なぜなら、賢い親は“英語力の違い”が子どもの将来にどれほど影響するか知っているからです。」
この言葉のスゴイところは…
- 「賢い親」って言葉で、ちょっとした理想像を提示
- でも押しつけがましくなく、「あなたもそうなれますよ」とやんわり伝える
- 「子どものため」という名目で、親の“自己実現”をくすぐっている
こうした“心理に刺さる”言葉の工夫だけで、
なんとチラシの反応率が 5倍 に跳ね上がったんです!
■ 他の業界にも応用できる!
この“感情インサイトを刺激する方法”は、他の業種にもバッチリ使えます。
◎ 資格スクールなら…
「あなたが苦労してきたように、お子さんにも同じ思いをさせますか?」
親の経験からくる“不安”を刺激して、資格取得の必要性を伝えます。
◎ 投資アドバイザーなら…
「周囲の成功者がこっそり知っている、資産形成の秘密」
“置いていかれる不安”と“成功者への憧れ”をダブルで刺激!
◎ 美容クリニックなら…
「あの人、最近若返った?って言われたいあなたへ」
「若くなりたい」ではなく、「周りにどう見られたいか」に訴えるのがコツです。
■ 言葉で変わる、反応率の世界
私たちがつい使ってしまいがちな“まじめな広告フレーズ”。
実は、表面的すぎて心に届かないことも多いんです。
でも、“相手の心の奥”にある感情――
つまり、インサイトに寄り添った言葉に変えるだけで、
反応率は驚くほど変わります。
あなたの広告、ちゃんと「人の心」に届いていますか?
言葉の力を味方につければ、今までスルーされていたチラシが、グッと魅力的に変わりますよ。