あなたの商品は、売れないのではありません。
「見られていないだけ」かもしれません。
今回ご紹介するのは、ジープの部品を扱う、あるネットショップの実話です。
ニッチな市場で挑戦を続けてきたこのお店には、大きな悩みがありました。
それは、せっかく集めた顧客リストにメールを送っても…
約85%の人がまったく反応していない という現実。
商品は悪くない。顧客のニーズもある。
でも「届いていない」「見てもらえていない」――その壁の前に立ちすくんでいたのです。
メールだけでは届かない人たちへ
「どうすれば、この人たちに振り向いてもらえるのか?」
悩んだ末に彼らが選んだのは、ちょっとした原点回帰でした。
それは はがき。
デジタル全盛の時代に、あえて紙のDMを送ってみる。
しかも、全員ではなく、前回の購入から70~90日が経過し、離れてしまいそうなお客さん2,400人だけを抽出して。
結果は驚くべきものでした。
📬 はがきDM(2,400人) → 約500万円の売上
📧 メール配信(15,400人) → 約30万円の売上
なんと、メール単体の18倍もの売上を叩き出したのです。
なぜ「はがき」がここまで効いたのか?
理由はシンプルです。
- メールは、見られないことが多い。
迷惑フォルダに埋もれる、他のメールに押し流される…。そもそも「開封される」までが大きなハードルなのです。 - はがきは、必ず目に入る。
ポストから取り出す瞬間、誰もが「誰からだろう?」と確認します。たとえ数秒でも「目に触れる」ことを避けられません。
ダン・ケネディは言いました。
「あなたの商品が売れないのは、見られていないからだ」
まさにこの言葉どおり、見てもらえた瞬間に眠っていた商品が動き出したのです。
ここから学べること
もちろん、全ての顧客にDMを送るのは現実的ではありません。
でも、今回の事例のように「離反しかけている顧客」に絞れば、費用対効果は圧倒的に高まります。
そして、一度DMで関係を取り戻したお客さんは、その後メールも読んでくれるようになります。
つまり、DMは一時的な売上アップにとどまらず、メールマーケティング全体を底上げする力を持っているのです。
今回のまとめ
- 商品が売れないのは、価値がないからではなく「見られていないから」
- メールに反応しない層には、「はがき」という強制的に目に入る媒体を活用すべし
- 離反しそうなお客さんに絞ってDMを送ることで、売上は大きく変わる
あなたの商品も、本当はもっと売れる力を持っているはずです。
あとは「どうすれば確実に見てもらえるか」。
その答えのひとつが、はがきとメールを組み合わせたハイブリッド戦略 なのです。