こんにちは。
今日は、GBP(Googleビジネスプロフィール)運用でつまずいたときに試してほしい「サイテーション対策」についてお話します。
♦️投稿やクチコミだけでは不十分?
GBPを頑張っている方から、よくこんな声をいただきます。
「投稿もしてるし、クチコミも増えてるのに、順位が全然上がらないんです…」
これ、本当に多いパターンなんです。
実は、GBPの中だけで一生懸命やっても、限界があるんですよね。
そこで重要になるのが「サイテーション対策」です。
♦️サイテーションってなに?
サイテーションとは、一言でいうと…
「ネット上で、あなたの名前がどれだけ自然に登場しているか」のことです。
Googleは次のような情報をチェックして、評価に反映しています。
- SNSでの言及
- ブログや地域メディアの記事
- クチコミサイトの露出
- ポータルサイトの掲載
つまり、「名前があちこちで話題になっている」ほど信頼性が高まる仕組みです。
♦️成功パターンはこんな流れ
理想的なサイテーションの広がり方はこんな感じです。
- SNSで「#〇〇整骨院」などのタグ付き投稿が出る
- 地域のまとめ記事に「おすすめ5選」として紹介される
- その結果、自社名での指名検索が増える
- GBPの順位が自然と上昇する
この流れを作れると、一気に評価が変わります。
♦️最初にやるべきことは「NAPの統一」
ただし、サイテーション対策を始める前に必ず確認したいことがあります。
それがNAP情報の統一です。
- Name(社名・屋号)
- Address(住所)
- Phone(電話番号)
例えばこんな違いがあるとNGです。
- 株式会社あさひ vs 株式会社旭
- 東京都千代田区1-2-3 vs 東京都千代田区一丁目二番三号
表記がバラバラだと、Googleは別会社と認識してしまうんです。
まずはここを揃えることから始めましょう。
♦️今からできる!サイテーション対策5選
では、具体的にどんな施策があるのか?
ここからはすぐに実践できる「5つのサイテーション対策」を紹介します。
1. Google以外のクチコミサイトに登録
- エキテン、食べログ、ホットペッパービューティ、minimo、SUUMOなど
- 業種ごとに最適なポータルサイトを網羅することが大切です。
2. SNSでタグ付けを促す
- 「#〇〇整骨院でスッキリ」などのキャンペーンを設計
- 特典を用意すると、ユーザーが自然に投稿してくれることも
3. UGCを狙う仕掛けを作る
UGC(ユーザー生成コンテンツ)はGoogle評価で最重要。
- 写真付きクチコミ
- 映える商品やメッセージPOP
これらがあるだけで投稿が増えやすくなります。
4. プレスリリースを定期的に配信
- TIMESや@Pressなどを活用して、小さなニュースでも配信
- メディア取材を狙うのではなく、露出の増加を目的にする
5. オフライン広告で検索を誘導
- チラシや看板に「〇〇で検索」を入れるだけで効果大
- QRコードよりも検索ワードのほうがMEOに効きます
♦️実践:まずは検索してみよう
せっかくなので、今すぐやってみてください。
- スマホで「自社名」を検索する
- どんなページが上位に出るか確認する
- SNS・まとめ記事・ポータルサイトでの露出があるかチェックする
これが、あなたの現状の「サイテーション度」です。
♦️まとめ
GBPの運用は、つい「マップの中」だけで考えがちですが、Googleは「マップの外」での話題性もしっかり見ています。
サイテーション対策は、
「見かけたことがある名前」
→ 「検索」
→ 「信頼できそう」
→ 「選ばれる」
この流れを自然に作る、地味だけど強力な施策です。
「もう一段順位を伸ばしたい」と思ったら、ぜひ今日から仕掛けてみてくださいね。