今回はセミナー集客の成功例をご紹介します。
タイトルにもあるように、5万円のコストで経営者を50人集めたんですが、これってけっこうインパクトありませんか?
しかも、チラシを一枚も配って歩いていません。SNS広告もゼロ。
何をやったかというと……商工会をフル活用しただけなんです。
そもそも「商工会」って、使ってますか?
商工会って聞くと、ちょっと堅いイメージがあるかもしれませんが、実はめちゃくちゃ地域ビジネスの宝庫なんです。
今回使ったのは、商工会の「同梱サービス」。
つまり、商工会が定期的に会員さんに送っている資料や会報にチラシを一緒に入れてくれるサービスです。
これを活用して、経営者向けの資産形成セミナーを案内したところ、びっくりするくらい反応がありました。
どうしてこんなに集まったの?
実は、集客成功には理由があるんです。
理由①:ターゲットが超ど真ん中
商工会の会員って、地域で商売している中小企業の社長さんや個人事業主がほとんど。
つまり、「資産形成に関心が高い人たち」にダイレクトに届くというわけです。
理由②:信頼の“商工会ブランド”
「商工会からの案内です」と言われると、ちょっと信頼感が増しますよね。
無名の主催者でも、「ちゃんとしてそう」って思ってもらえるんです。
理由③:内容が“地域密着”
チラシには「地域の経営者向け」「今すぐ始められる資産づくり」など、その地域の課題やニーズに合ったテーマを選定。
だからこそ「自分ごと」として関心を持ってもらえたんです。
実際にやったこと(ステップ式で紹介)
この戦略、ちゃんとステップを踏めば、誰でも真似できます。
大まかにはこんな感じ↓
ステップ①:地域と商工会をリサーチ
まずは、どの商工会にアプローチするかを決めます。
その地域にどんな業種が多いのか、どんなニーズがあるのかをざっくり把握。
できれば会員名簿や会報のバックナンバーをチェックできるとベストです。
ステップ②:商工会の“使えるサービス”を確認
「同梱チラシ」や「会報誌広告」「メルマガ」など、商工会によって使えるツールは異なります。
担当の方に聞けば、丁寧に教えてくれますよ。
料金もそこまで高くないので安心です(今回のケースは全部で約5万円)。
ステップ③:チラシやセミナー内容を“地域仕様”に
ここが実は一番大事。
全国向けの情報ではなく、「この地域だからこそ役立つ内容」にすることで、反応率が格段に上がります。
たとえば、「今後の地域経済と個人資産の守り方」とか、「社長が老後困らないための3つの対策」など。
工務店や士業でも応用できます!
この商工会戦略、実は業種を問わず使えるんです。
たとえば工務店さんなら…
- 「地元の住宅ニーズ調査」から、
- 「リフォームセミナー開催」
- 「セミナー参加者に無料相談+リフォームパッケージ提案」
みたいに、しっかり見込み客と信頼関係を作ることができます。
まとめ:広告費をかけなくても、人は集められる!
今回の事例を通して、私は改めてこう思いました。
「広く告知する」より、「深く届ける」ほうが、集客ってうまくいくんだな。
商工会を活用すれば、地元で信頼されている“つながりの力”を借りて、少ない予算で濃いお客様にアプローチできます。
「今まで商工会なんて活用したことなかった…」という方こそ、一度のぞいてみてはいかがでしょうか?