「初めてのプレスリリースで、いきなり大手メディアから取材が来るなんて…!」
そんなこと、本当にあるの?って思いますよね。
実は、ある“ちょっとした工夫”を加えるだけで、それが現実になったんです。
今日は、プレスリリース初心者でもメディアの目に留まりやすくなる“たった1つの仕掛け”を紹介します。
◆競争が激化するプレスリリースの世界
ひと昔前までは、プレスリリースを送ればそれなりにメディアに届いていた時代がありました。
でも今はどうでしょう?
プレスリリースの数はここ10年で爆発的に増加。
メディアの記者やディレクターの元には、毎日膨大な情報が届いています。
正直なところ、「一斉送信」「テンプレ感満載」のプレスリリースでは、よほどインパクトがない限りスルーされるのが現実です。
◆着目したのは“個別対応”というアプローチ
だからこそ試してみたのが、「1社1社に向き合ったプレスリリースの送り方」でした。
ポイントは、“プレスリリースにA4一枚の手紙を添える”ということ。
テレビ番組のディレクターや新聞社の記者に向けて、
「なぜこの番組(メディア)に注目しているのか」
「自分たちがどんな人間なのか」
を、手紙に込めて一緒に送ったんです。
いわば、「あなたのために書きました」って伝えるラブレターみたいなもの。
◆実際にやったこと【3ステップ】
この方法はいたってシンプルですが、丁寧さがカギになります。
① 個別アプローチで送る
一斉送信ではなく、メディアごとに名前を入れて手紙を添えたプレスリリースを郵送。
② 情報をカスタマイズ
メディアの特性や番組内容、コーナーに合わせて内容を微調整。
記者やディレクターが「うちに合ってる!」と思えるように工夫しました。
③ フォローアップも忘れずに
送って終わりじゃなくて、数日後にお礼とフォローの電話を。
「ちゃんと見てもらえてるかな?」と確認することで、印象がグッと深まります。
◆なぜこの仕掛けが効いたのか?
メディア側の立場で考えてみるとわかります。
毎日100通以上届くテンプレ文章の中に、「自分のためだけに書かれた手紙」が1通だけ混ざっていたら…目を留めずにはいられませんよね。
その“ちょっとした特別感”が、大手新聞社の記者の心を動かし、結果として取材に繋がったわけです。
◆応用できるのはこんなシーン
この方法、何も会社だけに限りません。
たとえば
- 新しくスタートするサービスや商品を広めたいとき
- 地域密着のイベントや取り組みをアピールしたいとき
- 個人の専門性や取り組みを知ってもらいたいとき
「自分の存在をメディアに知ってもらいたい」そんな場面なら応用可能です。
◆メディア露出がもたらすチャンスは大きい
一度取材されると、信頼感・話題性・認知度が一気にアップします。
SNS広告などと比べても、取材記事の持つ“第三者の信頼性”は抜群。
しかも掲載後は名刺代わりに活用できますし、他のメディアにも波及していく可能性だってあります。
◆メディアを“味方”にするコツ
大事なのは、「一人ひとりに想いを届ける」こと。
メディアも結局、人と人との関係なんです。
ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、
1通の手紙で人生が変わるかもしれない。
そう思ったら、やってみる価値はあるはずです。
◆最後に、今すぐできる3つのアクション!
- ターゲットとなるメディアをリストアップしよう
- そのメディアに合わせた手紙とプレスリリースを準備しよう
- 発送後は、3~5日以内にフォローの連絡を入れよう
興味を持ってくれた記者さんに、“あなたの想い”がちゃんと届きますように。
ぜひ、あなたの初めてのプレスリリースが“特別な一通”になりますように!