こんにちは!
今回は「えっ、それだけで!?」と思わず言いたくなるような、リフォーム会社の成功事例をご紹介します。
競争の激しいリフォーム業界。
お客さまに選ばれるためには、技術力・価格・実績…いろんな要素が求められますよね。
今回ご紹介する会社は、もともと地域でNo.2のポジション。
「地域No.1になりたいけど、広告費をドカンとかける余裕はない」
そんな状況から、ある“ひとつの決断”で、トップに躍り出ることができたのです。
それが、「No.2を名乗る」というマーケティング戦略でした。
「自分たちはNo.2です」と、堂々と伝えた理由
多くの企業が「うちは業界No.1!」とアピールしている中、
この会社はあえて「うちはNo.2です」と伝えることにしたんです。
一見、弱気に見えるかもしれません。
でもこの姿勢こそが、信頼をグッと高める大きなポイントになりました。
なぜなら、お客様が本当に求めているのは「一番です!」という自己評価より、
「信頼できるかどうか」だから。
「No.2だけど、品質なら負けない」という自信
「施工件数ではNo.1ではありません」
「価格でも、安さを売りにはしていません」
でも――
「品質だけは、どこにも負けない自信があります!」
この会社は、他社と比べて“どこが強みか”を明確にし、
品質にとことんこだわったリフォームを提案し続けました。
結果として、お客様からの「ここなら安心して任せられる」という声が増え、
紹介やリピートもどんどん増加。
そのうち自然と、「品質のNo.1」として地域での信頼を集めるようになっていったのです。
誠実さが生む「信頼」と「集客力」
リフォーム業界は、金額も大きく、生活に関わるため、
とにかく「信頼できるかどうか」が選ばれる基準になります。
この会社は、No.1を装うよりも、
「正直であること」「誠実であること」に価値を置きました。
その姿勢に共感したお客様がファンになり、気づけば地域No.1に。
しかも、広告費は一切増やしていません。
他の業界にも応用できる、この“逆転の発想”
この戦略は、リフォーム業界だけのものではありません。
例えば、教育業界なら…
「東大合格者数No.1」ではなく、
「数学指導の質では他に負けません」と打ち出す。
飲食業界なら…
「行列ができるお店」よりも、
「◯◯産の素材にこだわる1品料理なら負けません」とアピール。
ヘルスケア業界なら…
「クリニック数No.1」より、
「特定の治療法において専門的な知識と実績があります」と伝える。
つまり、“全部の1番”を目指さなくてもOK。
1つの強みを際立たせることで、信頼と集客は手に入れられるんです。
成功のステップ3つ
1️⃣ 誠実な自己評価をする
「何ができて、何ができないのか」を明確に。自信のなさではなく、誠実さを武器に。
2️⃣ 自社の強みを際立たせる
他と比べるのではなく、「うちはここが強い」と1点突破を狙う。
3️⃣ マーケティングに落とし込む
「正直な姿勢×強みの打ち出し」を、広告やWeb、チラシなどに活かす。
まとめ
ナンバー1を名乗ることが信頼につながる時代は、もう終わりました。
大切なのは、「この会社は、ちゃんと信じられる」と思ってもらえること。
たとえ今はNo.2でも、あなたの“本当の強み”を打ち出せば、
お客さまの心を動かし、No.1になる日はきっと近づいてきますよ。